トップニュース 【日本】金融庁、大規模保険代理店の監督強化へ。不祥事続きにメス。金融行政方針 金融庁は8月30日、「2024事務年度金融行政方針」を公表。大規模な保険代理店に関する監督を強化する政策を打ち出した。 今回の政策は、損害保険会社によるビッグモーター保険金不正請求事案が発端。その中で、一部の損害保険 [&he...
トップニュース 【イギリス】WHEBアセット・マネジメント、SDR投資ラベル第2号に。初のインパクトラベル 英投資運用WHEBアセット・マネジメントは9月2日、英金融行動監督機構(FCA)が7月31日に開始した「ESGラベル」運用制度の「サステナビリティ・インパクト」ラベルを取得できる見込みと発表した。ESGラベル取得では2 […]
トップニュース 【国際】IAAMR、AMR強化で7つの提言。機関投資家80機関、1900兆円が署名。製薬・畜産に影響 薬剤耐性対策強化の機関投資家イニシアチブ「AMRに関する投資家アクション(IAAMR)」は9月3日、国際機関及び各国政府に対する7つの提言を記した共同声明を発表。機関投資家80機関が署名した。署名機関投資家の運用資産総 […]
トップニュース 【国際】気候運用インデックス増加。Robecoは先進国株式、FTSEはハイイールド債で新リリース 投資運用世界大手オランダRobecoは8月27日、新たな気候株式インデックスを3本リリースした。Robecoは運用会社だが、インデックス事業も手掛けている。 今回リリースしたのは、
トップニュース 【日本】GPIF、国内株式ESGインデックス投資割合が17%。3ポイント増。超過リターン1200億円 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は8月28日、第7回目となる2023年度版の「ESG活動報告」を発行した。昨年度と同様、ESG投資のパフォーマンス、ESGエンゲージメントの成果、集団的エンゲージメントの参加状 […]
トップニュース 【日本】内閣官房、「アセットオーナー・プリンシプル」策定。自主受入れ表明要請 内閣官房新しい資本主義実現本部事務局は8月28日、アセットオーナー向けの行動規範「アセットオーナー・プリンシプル」を策定した。自主的な受入れ表明を求め、受入れ機関リストを公表していく。 同事務局は2023年12月、
トップニュース 【国際】ESG BOOKとVyzrd、事業提携。気候関連データサービス事業を強化 英ESG情報大手ESG Book(旧アラベスク・アセット・マネジメント)は8月21日、英気候リスクデータ提供Vyzrdとの事業提携を発表した。バーゼル銀行監督委員会(BCBS)がコア諸原則に気候変動リスクを追加したこと […]
トップニュース 【オーストラリア】気候変動で住宅火災保険料高騰。160万世帯が支払苦。アクチュアリー協会 豪アクチュアリー協会は8月26日、国内で住宅向け火災保険料が高騰し、保険料の支払い能力にストレスを感じている世帯が前年比30%増の160万世帯に達したことがわかった。すでに気候変動による経済悪影響が住宅向け火災保険にま [&hel...
トップニュース 【アメリカ】CGC、国家グリーンバンクで案件募集開始。EPAから7400億円獲得。再エネ開発 米グリーンバンク推進NGOのCoalition for Green Capital(CGC)は8月23日、米環境保護庁(EPA)からの資金拠出を受け、初の国家グリーンバンクとしての活動を開始すると発表した。ファイナンス […]
トップニュース 【国際】UNEP FI、G20作業部会に提言。生態系含めた移行計画の企業開示や中小企業開示ルールも 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は8月20日、G20サステナブルファイナンス作業部会(G20 SFWG)」に対し、7月に提出した3つの提言レポートを公表した。2024年のG20サミットは11月にブラジルの […]
トップニュース 【インド】証取委、ESG債規制枠組み創設へ。証券化要件の設計にも意欲。国際原則重視 インド証券取引委員会(SEBI)は8月16日、2017年に導入したグリーンボンド上場の規制枠組みの範囲を拡大し、幅広いサステナブルボンド(ESG債)に広げる案を示した。9月6日までパブリックコメントを募集する。 SE […]
トップニュース 【フィリピン】石炭火力廃止で世界初国際移転クレジット創出検討へ。GenZeroやケッペル協働 フィリピン財閥アヤラ・コーポレーションの発電子会社ACエナジーは8月16日、フィリピンのバタンガス市にある石炭火力発電所を2030年までに廃止し、クリーンエネルギー供給施設へ移行するためのカーボンクレジットの利用を検討 [&hel...
トップニュース 【国際】WRI、銀行25社のネットゼロ進捗状況トラッカー公表。銀行毎に大きな差異。日本3行も 世界資源研究所(WRI)は8月14日、銀行世界大手25社の「ネットゼロ」コミットメント達成に向けた進捗状況を調査した結果を発表した。達成の目処が立っていないことを明らかにした。 対象となった25社は、
トップニュース 【ブラジル】世界銀行、アマゾン熱帯雨林再生でリンクボンド330億円発行。CRU活用の新スキーム 世界銀行は8月13日、傘下の国際復興開発銀行(IBRD)が、資金使途をアマゾン熱帯雨林の再生とするサステナビリティ・リンクボンドを2億2,500万米ドル(約330億円)発行すると発表した。年限は9年。HSBCがアレンジ […]
トップニュース 【コスタリカ】政府、環境タクソノミー発行。UNEP FIとEUが支援。観光セクターにも言及 コスタリカ政府は8月、コスタリカ・サステナブルファイナンス・タクソノミーを発行した。活用は当面任意だが、今後、金融当局はタクソノミーに沿った政策を打ち出していく考え。中南米では、すでに、メキシコ、コロンビア、パナマが...
トップニュース 【中国】政府、環境での産業革命を本格化。共産党中央委が直接陣頭指揮へ。国民行動変容も 中国共産党中央委員会と国務院は8月11日、「経済・社会発展の全面的なグリーン移行の加速に関する意見」を発布した。グリーンで低炭素な経済・社会発展を推進することは、共産党の新たな理念と実践の重要な象徴とし、中国の資源・環...
トップニュース 【日本】GX推進機構、金融支援業務で支援基準策定。リスク補完明確化。良質な雇用創出も 経済産業省は8月13日、GX推進法に基づき設立されたGX推進機構に関し、債務保証や出資の金融支援業務で遵守する支援基準を策定した。 GX推進機構では、
トップニュース 【アメリカ】複数運用会社、CA100+から脱退。米連邦下院からの圧力受け。個別対話は継続意向 米国の複数の運用会社が、機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)から脱退した。共和党が多数派となる米連邦下院で、Climate Action 100+(CA10 […]
トップニュース 【中国】中国遠洋漁業、WTO協定改正で巨大な操業リスク。ブルーボンド発行推奨。英NGO報告 英環境シンクタンクのプラネット・トラッカーは7月30日、中国漁船の遠洋漁業の環境・人権課題を整理し、金融機関と中国政府が共同で課題に取り組むべきソリューションを提示した報告書を発表した。 同報告書は、
トップニュース 【国際】英財相、ESG評価機関規制の2025年立法に意欲。政策介入独立性が世界的なカギに 英レイチェル・ジェーン・リーヴス財相は8月8日、ESG評価機関を規制する新法案を2025年中に提出する考えを表明した。世界各国での同様の動きが広がる中、世界の金融の中心地である英国での立法議論の動向に注目が集まる。 [&hell...