【イギリス】HSBC、先進国で2030年、途上国で2040年までに石炭関連融資残高ゼロ。株主要求に応える 2021/03/21最新ニュース

 金融世界大手英HSBCは3月11日、石炭関連向けの融資残高を、EUと経済協力開発機構(OECD)加盟国は2030年、発展途上国では2040年までに段階的に廃止する方針を、5月28日の株主総会に起案することを決定した。ShareActionが主導する形で、同様の株主提案が提出されていた。銀行の石炭ダイベストメントでは、新規融資を禁止する動きが普及しているが、「残高ゼロ」が新たな潮流としてでてきている。

【参考】【イギリス】ShareActionと機関投資家、HSBCに2050年カーボンニュートラルの中間目標設定を株主提案(2021年1月25日)

 ShareActionのキャンペーンに参加していた機関投資家の運用資産総額は、…

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