国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(PRI)、生物多様性のためのファイナンス協定(F4B)、Business for Natureの4者は7月2日、国連生物多様性条約(CBD)事務局と協働で、金融機関向けの生物多様性ガイダンスを発行した。金融サービスと生物多様性の関わりをまとめて伝えた。
【参考】【国際】生物多様性のためのファイナンス協定、気候変動と生物多様性の両立必要性解説(2021年6月12日)
【参考】【国際】世界経済フォーラムや環境NGO、自然生態系回復でBusiness for Nature結成。企業が率先アクション(2019年7月24日)
【参考】【国際】国連責任銀行原則、生物多様性目標設定ガイダンス発行。投融資ポートフォリオ(2021年6月25日)
今回のガイダンスは、各々で金融機関向けに生物多様性の重要性を伝えてきた各団体が結集し、声を一つにして生物多様性の要点を伝えるドキュメントにまとめたあげたことに意義がある。10月には第15回国連生物多様性条約昆明締約国会議(CBD COP15)が開催され、それに向けた業界向けのメッセージとなった。
ガイダンスの対象は、銀行、運用会社、アセットオーナー、保険会社。国連生物多様性条約締約国会議でのアジェンダ内容や、金融機関としての推奨アクションを提示した。
【参照ページ】NEW FINANCE GUIDANCE AIMS TO MOBILIZE FINANCIAL INSTITUTIONS TO ENGAGE POSITIVELY WITH NATURE
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