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【ヨーロッパ】小売大手6社、JBS製やブラジル産の牛肉取扱を中止。環境NGOに回答

 国際環境NGOマイティ・アースは12月15日、欧州小売大手6社が、牛肉世界大手ブラジルJBSや、全てのブラジル産の牛肉の販売を中止すると発表したことを明らかにした。マイティ・アースは同月、ブラジル産牛肉用畜牛による熱帯雨林破壊を伝えるレポートを発表しており、個別に6社から回答を得た。

 中止を発表したのは、英セインズベリー、英プリンセス・グループ、蘭アホールド・デルヘイズ及び同社傘下のデルヘイズとアルバート・ハイン、独Lidlのオランダ法人、仏カルフールのベルギー法人、仏オーシャン。各々の店舗では、牛肉だけでなく、ビーフジャーキーやコンビーフ等の牛肉加工品も多数取り扱っている。

 マイティ・アースは4月に森林破壊の最新分析結果を発表し、JBSは過去2年間で10万haの森林伐採を行うなど、食肉事業者の中で最悪の結果だった。特に伐採の約75%は森林保護区で行われており、ブラジル法でも違法性があるとも伝えられていた。JBSの年間売上は500億米ドル(約5.7兆円)で世界最大。1日に約3.5万頭の牛を屠殺している。2017年にはJBSが輸出したブラジル牛肉の約3分の1がアマゾン地域で飼育されていた。さらに、生産地を偽る「キャトル・ロンダリング」が発生している証拠も掴んだという。

 同NGOによると、過去1年間で、ブラジルのアマゾン地帯では過去15年間で最悪の熱帯雨林破壊が発生しており、アマゾンとセラードの伐採地の3分の2が牛の放牧地に変わったと推定されるという。

 各社の宣言では、アルバート・ハインは、PB商品とNB商品の双方で、全店舗でブラジル産牛肉の調達を中止。Lidlのオランダ法人も南米産牛肉の取扱を2022年1月以降、全面的に中止する。デルハイスは、JBS子会社ジャックリンク製ビーフジャーキーを全店舗から撤去する。セインズベリーは、ブラジル牛肉産のコンビーフの販売を中止。プリンセス・グループは、JBS製のコンビーフの販売をすでに停止しているとした。カルフールのベルギー法人とオーシャンも、ジャックリンク製ビーフジャーキーの販売を中止した。

 マイティ・アースのレポートには、他にも、コストコ、REWE、メトロ、Edeka、Nettoも言及されており、ジャックリンク製ビーフジャーキーは日本でも販売されている。

【参照ページ】Supermarkets Across Europe Drop Brazilian Beef Over Deforestation Linked to Meat Giant JBS 【参照ページ】European supermarkets turn their back on beef linked to Amazon deforestation 【参照ページ】CATTLE EATING UP THE WORLD´S LARGEST RAINFOREST

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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