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【フランス】アクサ、森林生態系再生と気候レジリエンス強化プログラム開始。森林再生、定期調査等

 保険世界大手仏アクサは9月14日、森林の生態系保全と気候変動レジリエンス強化に向けた3年間のプログラム「AXA Forests for Good」を開始すると発表した。四半期毎の専門家調査、森林再生、気候変動と生物多様性に関するリーダーシップ強化、森林の役割に関する認識の向上を進める。

 同社は2021年、森林の生態系の持続可能な管理と生物多様性保全に15億ユーロ(約2,150億円)を投資済み。今回更なるコミットメントを掲げた形。

【参考】【フランス】アクサ、生物多様性で森林管理に2000億円投資。保険引受基準も強化(2021年10月23日)

 同プログラムは、同社が所有し、同社運用子会社アクサ・イベストメント・マネージャーズが管理する森林150km2のうち、6km2を対象に展開。仏森林保全Reforest'Action、仏自然環境保護協会、仏国立農学・食料・環境研究所(INRAE)、ジュラ自然環境保護協会、アグロパリテック、仏自然環境保護協会(SAPN – FNE 05)等が参画する。

 同社は、専門家による対象地域への四半期毎の測定を実施。気温上昇と土地の人工化が生物多様性の損失に与える影響を調査する。また森林再生手法を複数検証し、生物多様性、炭素回収、バイオ素材生産等、多機能性を有する樹種の促進も行う。

 気候変動と生物多様性のリーダーシップ強化では、同プログラムでの実践を同社欧州拠点を通じ、企業や公的機関の林業セクターへ共有する。加えて同社は、パートナー企業や従業員向けの啓発活動や、同プログラム参画企業への生物多様性への課題認識向上にも注力する。

【参照ページ】AXA strengthens its support for forest ecosystems by launching the AXA Forests for Good programme

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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