
世界経済フォーラム(WEF)は6月6日、国際サステナビリティ審議会委員会(ISSB)に関連し、「準備者グループ」を発足したと発表した。企業リーダーを招聘し、ISSBに対し、企業側の視点を伝える。
同パートナーシップは、世界経済フォーラムとIFRS財団が覚書を締結し発足。準備者グループは、サステナビリティ報告に関する包括的なグローバル規模のベースラインを構築するため、世界経済フォーラムとISSBで共同作業を続けていく。
同グループには、世界経済フォーラムのコミュニティから、企業の上級管理職最大20人で構成。ISSBとの会合を通じ、ISSBスタンダードが開発された際に、グローバルな適用を支援する役割を担う。世界中の企業でISSBスタンダードに基づく報告が広がることを目的とする。
世界経済フォーラムは2020年9月、ステークホルダー資本主義のレベルを測定するためのESG指数と情報開示ガイドライン「ステークホルダー資本主義指標」を発行。世界経済フォーラムは、ISSBでの基準策定作業にも、テクニカル準備ワーキンググループの構成メンバーとして関わり、同団体の知見を伝えてきていた。
【参考】【国際】世界経済フォーラム、ESG報告ガイドライン発行。4観点で21中核指標を設定(2020年10月1日)
【参照ページ】World Economic Forum and ISSB Partner to Compile Learnings on Early Sustainability Reporting Efforts
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