
アサヒグループホールディングス傘下のアサヒビールは3月25日、生活習慣病リスクを高める量の飲酒者の削減に向け、ファンデリーと協働すると発表した。ファンデリーが支援する医療機関でノンアルコール飲料を活用した飲酒量コントロールの提案を行う。
アサヒビールはすでに、筑波大学との共同研究で、多量飲酒者にノンアルコール飲料を提供することで飲酒量が減少することを実証。今回は、医療従事者が生活習慣病のリスクを高める量を飲酒者に対し保健指導を実施する際、共同研究結果を伝えるとともに、ノンアルコール飲料を配布することで、飲酒量コントロールの提案を行う。対象者は、年間約52万人となる見込み。
日本では2月、厚生労働省が、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及に向けたガイドライン「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を初めて発行。適切な飲酒量・飲酒行動の判断を促している。
【参考】【日本】厚生労働省、責任ある飲酒ガイドライン初発行。純アルコール摂取量把握、適切な飲酒慣行促進(2024年2月22日)
【参照ページ】ノンアルコール飲料を活用した飲酒量コントロールの提案 ファンデリーがサポートする医療機関で3月26日から開始 産学医連携で不適切飲酒削減の取り組みを強化
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