
持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)と世界経済フォーラム(WEF)は6月5日、企業が自然を軸としたソリューション(NbS)のビジネスケースを構築するための6段階プロセス「NbSブループリント」と、企業が直面する課題や機会別にNbSを分類した「NbSマップ」を公表した。
WBCSDは、気候変動、自然損失、不平等の深刻化は、相互に関連する危機であり、パリ協定の目標達成には、自然を活用し、生物多様性の損失に対処しなければならないと強調。地球全体でコミュニティとの公平性に基づくパートナーシップが不可欠とした。
NbSは、気候変動、自然損失、不平等の深刻化にポジティブ・インパクトを与える解決策として期待されているが、民間企業のアクションは進んでいないと指摘。企業の資金フロー5兆米ドル(約780兆円)が自然に悪影響を与えている一方で、NbSへの投資は年間350億米ドル(約5.5兆円)に留まると警鐘を鳴らした。
今回発表のNbSブループリントは、企業がNbSをビジネス課題の解決策として認識し、投資を促進するためのもの。6つのステップで構成され、企業は、既存または標準的なソリューションとの比較検討を行い、企業価値を最大化するNbSを選択できる。
他方、NbSマップは、企業が直面する課題や機会別にNbSを分類したもの。企業は、自社の状況に合わせて最適なNbSを迅速に選択できる。
両ツールは、加盟企業8社のNbSビジネスケースと導入事例から得られた知見と経験を活用。NbSの普及促進に取り組む他の組織からの情報やリソースも紹介している。
【参照ページ】Building business cases for Nature-based Solutions
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