
経済産業省資源エネルギー庁所管のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10月6日、広島県で開催されたLNG産消会議2024の中で、ネットゼロに向けた液化天然ガス(LNG)からのメタン排出削減のための連携イニシアチブ「CLEAN(Coalition for LNG Emission Abatement toward Net-zero)」に新たにLNG輸入事業者22社が加盟したと発表した。
CLEANは、2023年7月のLNG産消会議2023で、JOGMECの働きかけにより、JERAと韓国ガス公社(KOGAS)の2社で発足。LNGの生産者側にメタン排出管理や削減アクションを求め、収集した情報をJOGMECが取りまとめてプラットフォーム上で公表する仕組み。今回、東京ガス、関西電力等の電力・ガス17社に、三菱商事、三井物産等の企業も含め22社が新規加盟したことで、加盟企業は24社となった。
またCLEANに対しては、エネルギー企業11社・国際機関等6機関が支持を表明した。さらに今回の会議では、1年目の活動報告として「CLEAN Annual Report 2024」も発表され、JERAとKOGASがLNG売買契約(SPA)を締結する生産事業者からのアンケート回答をもとに、ベストプラクティスも伝えた。
【参照ページ】LNG産消会議2024におけるCLEANイニシアティブの成果発表
【参照ページ】LNG産消会議2024を開催しました
【画像】JOGMEC
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