
中国食品最大手の中糧集団(COFCO)の商社子会社COFCO International(中糧国際)は5月23日、アマゾンやセラードを含む南米の環境センシティブ地域において、2030年までに森林破壊や土地利用変化のない大豆サプライチェーンを100%構築すると発表した。
同社は2020年7月、COFCO Internationalは、国際金融公社(IFC)とパートナーシップを締結。ブラジルのセラード・バイオーム地帯産の大豆のサステナビリティとトレーサビリティを高めることを発表しており、今回はさらに大幅に対象を拡大した形。具体的には、100%トレーサビリティ及び森林破壊ゼロの対象は、アマゾン熱帯雨林地域、ブラジルのセラード・サバンナ地帯、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、パラグアイの一部にまたがるグラン・チャコ地帯が対象となる。
【参考】【中国】食品大手・中糧国際、ブラジル産大豆のトレーサビリティ確保で世界銀行と業務提携(2020年8月12日)
背景としては、気候変動、生物多様性、天然資源の保全の3つを追求するとした。すでに、2021年には、セラードの61自治体で直接大豆サプライヤーのトレーサビリティを100%確保。マトピバの大豆サプライヤーの100%が、社会・環境リスクを評価するところまできている。ブラジルのカーボンクレジット「CBios」の販売では390万米ドルの収益も創出している。
【参照ページ】COFCO International publishes its 2021 Sustainability Report
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