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【イギリス】テスコ、HFSS食品の販促自主規制。健康的な食品アクセスにコミット

 英小売大手テスコは5月19日、消費者の健康的な食生活を支援する計画を継続し、手頃で健康的かつ持続可能な食品に最も容易アクセスできる存在になることにコミットすると発表した。

 同アクションは、2025年までに同社売上高に占める健康的な食品の割合を65%に引き上げることを目標として掲げている。2018年には、プライベートブランド(PB)商品の清涼飲料水の100ml当たり糖分量を5g以下に抑えることを達成。続いてナショナルブランド(NB)商品にも展開するため、今後数ヶ月で、サプライヤーとの協働も進める。

 高脂肪、高糖質、高塩分(HFSS)の食品は、英保健省からも小売店で大量購入される販売促進手法を制限する政策が打ち出されている。同規制は、1年の延期が発表されているが、テスコでは2022年10月からHFSS商品のプロモーションの廃止を自主的に進める。

 さらに同社は5月26日、英国の養鶏事業者5社との5年間の契約を締結したことも発表した。同社はすでに、英国の養豚事業者への資金支援や、酪農家への支払い金額の上乗せを発表済み。サプライヤーが飼料コストの高騰を抱える中、英国産の畜産物の安定供給確保を進めている。

【参考】【イギリス】テスコ、養豚農家支援で16億円拠出。飼料価格高騰でサプライヤー支援(2022年5月21日)

 養鶏事業の生産コストのうち、飼料が占める割合は最大70%。そのため同社は、サプライヤー養鶏事業者との対話を通じ、飼料の市場価格に適応した公正で透明性ある調達を行うビジネスモデルを10年前に導入した。

 また同社は、2025年までに100%ケージフリーの卵を使用する目標も掲げており、今回の養鶏事業者との契約で同目標へのアクションも継続強化する。

【参照ページ】Tesco reaffirms support for British egg producers
【参照ページ】Tesco commits to progress plans to support affordable, healthy diets

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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