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【国際】エネル、サーキュラーエコノミー指標設定。資源消費量あたりEBITDA、2030年倍増

 エネルギー世界大手イタリアのエネルは1月19日、2023年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の場で、同社のサーキュラーエコノミー性を測定する新たなKPI「Economic CirculAbility」を発表した。資源消費量当たりのユーロ建てEBITDAをKPIとして設定した。

 同社は、2030年までに同KPIを、2020年比で2倍にする目標も発表。経済パフォーマンスと資源消費量によるサーキュラーエコノミー性指標で、野心的な目標を設定した企業は世界初。

 同社は今回、2015年にサーキュラーエコノミーが事業成長の鍵になると認識し始めたと言及。2015年はEUでサーキュラーエコノミー・アクションプランを策定した年。今回発表したEconomic CirculAbilityでは、分母となる資源消費量は、バリューチェーン全体で消費した燃料や原材料等の資源量(t)を採用した。

 今回の発表は、サーキュラーエコノミーを推進するためのグローバルネットワーク「サーキュラーエコノミー加速プラットフォーム(PACE)」が展開するイニシアチブ「Corporate Circular Target-Setting」のパネルで発表された。

【参照ページ】Enel, the world’s first company to launch a circularity index with the aim of doubling it by 2030

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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