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トヨタ自動車の欧州法人トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)は12月4日、欧州市場での電気自動車(EV)販売台数を2026年までに年間25万台超へ引き上げ、新車販売台数シェアを20%にすることを目指す戦略を発表した。
TMEは今回、2026年までには、トヨタブランドで乗用車から小型商用車まで約15種類のゼロエミッション車を提供すると表明。また、2024年前半には、EV専用車種を6車種投入する計画も表明した。投入する車種は、レクサスLF-ZC、トヨタLF-ZC、トヨタFT-Se、トヨタFT-3e、トヨタ・スポーツ・クロスオーバー・コンセプト、トヨタ・アーバンSUVコンセプト。トヨタ・アーバンSUVコンセプトに関しては同日基本コンセプトも発表した。
TMEは2022年、スコープ1と2で2030年までに、スコープ3を含めて2040年までにカーボンニュートラルを達成する目標を発表。販売車種では2035年までにゼロエミッション車両(ZEV)100%にすることを宣言している。
一方、トヨタ自動車としては、全方位でゼロエミッション車の開発を進める「マルチ・パスウェイ戦略」を採用していくことを今回も強調。TMEとしても今回、燃料電池車(FCV)でも、トヨタ自動車が2026年に第3世代の燃料電池システムを発売することで、欧州市場でもさらに進化する予定とアピールした。
【参照ページ】Toyota’s new battery and fuel cell electric vehicles to reinforce multi-pathway approach to carbon neutrality
【参照ページ】Toyota unveils Urban SUV Concept, previewing a new electric compact SUV for Europe
【画像】Toyota Motors Europe
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