アサヒグループホールディングス傘下のアサヒグループジャパンとNEXT Logistics Japan(NLJ)は5月10日、NLJの25mダブル連結トラックを活用した工場間直送を開始すると発表した。
アサヒグループホールディングス傘下アサヒ飲料の明石工場・群馬工場間の商品輸送は現在、主にアサヒグループ傘下のアサヒロジが所有する大型トラック2台で実施している。今回のアクションは、同輸送の一部をNLJ所有のダブル連結トラックによる直送に切り替えるというもの。ドライバー1名での輸送を可能にすることで、大型トラック2台による両工場間の直送比で、温室効果ガス排出量を約35%削減できる見込み。
両社はこれまでも、日本初の燃料電池(FC)大型トラックの走行実証で協働。物流での温室効果ガス排出量削減や省人化を進めてきた。今後は、ダブル連結トラック直送の便数増加、アサヒグループの他工場間への拡大、他企業の荷物を混載した配送も検討。物流の2024年問題への対応や環境施策を強化していく。
【参考】【日本】アサヒ、西濃、NLJ、ヤマトの4社、FC大型トラック走行実証開始。輸送排出量削減(2023年5月23日)
【参照ページ】ダブル連結トラックを活用した工場間の直送を開始
【画像】アサヒグループホールディングス
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