
世界経済フォーラム(WEF)は5月29日、WEFが世界各地で設立する「第4次産業革命センター(C4IR)」の拠点をウクライナに新たに設立すると発表した。テーマは政府向けのテクノロジー(ガブテック)がテーマ。
【参考】【サウジアラビア】世界経済フォーラム、サウジアラビアにC4IRの新拠点設立。宇宙技術分野(2024年5月8日)
今回設立する「グローバル政府技術センター(GGTC)キエフ」は、ウクライナのデジタル変革の支援と、公共部門のイノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)、エメージングテクノロジー等に関する国際協力を加速させることが狙い。2024年1月にドイツで設立されたガブテックをテーマとして扱うGGTCベルリンに次ぐ2番目の組織となる。
【参考】【国際】世界経済フォーラム、C4IR新拠点設立。ドイツ、カタール、ベトナム(2024年1月18日)
ウクライナでは、Diiaと呼ばれるデジタルIDプラットフォームが展開されており、デジタルIDカードや運転免許証、事業登録、社会給付金等、100以上の政府サービスと数十のデジタル文書が利用可能。2,000万人以上が登録する公共プラットフォームとして活用されている。
WEFは、C4IRの本部をサンフランシスコに設置。支部「C4IRグローバル・ネットワーク」として、日本、インドのマハーラーシュトラ州とテランガナ州、コロンビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、ノルウェー、南アフリカ、ルワンダ、ブラジル、サウジアラビア、アゼルバイジャン、トルコ、カザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE)、米国先端製造センター、セルビア、米国信頼性技術センター、マレーシア、グローバル政府技術センター(GGTC)ベルリン、カタール、ベトナム、サウジアラビア宇宙未来センターの23拠点を設置しており、今回のGGTCキエフで24拠点目。
【参照ページ】World Economic Forum and Ukraine to Launch a Global Government Technology Centre in Kyiv
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