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【日本】スズキ、EV、代替燃料、サーキュラーエコノミー強化の技術戦略発表。「軽」を武器に

 スズキは7月17日、技術戦略説明会を開催。10年先を見据えた技術戦略として、製造からリサイクルまで「エネルギーを極小化する技術を」実現することを目標として掲げた。

 同社は今回、同社の経営理念となっている「小・少・軽・短・美」に基づき、使うエネルギーを極小化し、2050年カーボンニュートラルを実現しにいくと表明。スズキが得意とする小さく軽いクルマは、温室効果ガス排出量の観点からも優位となるとの考えを示した。全で軽量な車両プラットフォーム「HEARTECT」をさらに進化させる。

 電気自動車(EV)に関しては、「理想的なソリューション」と言及。地域の再生可能エネルギー化の状況や、顧客のニーズに合わせ、最もエネルギー効率が良い選択となる「適所適材な電動車をお客様にお届けする」とした。ここでも軽いプラットフォームは、電池パックの搭載量の観点からも優位性を発揮できるとした。バッテリーリーンな48Vスーパーエネチャージの開発を進める。

 内燃機関では、2023年に発売を開始した高効率エンジン「Z12E型エンジン」を軽自動車から小型車まで水平展開する。同時に、バイオガスやバイオエタノール等への燃料転換も追求する。

 ソフトウェア分野では、エネルギー極少化を具現化したアフォータブルな仕組みでクルマの価値を創造する「SDVライト」を開発。ソフトウェア更新は有線と無線(OTA)をベストミックスし、過剰機能を抑制しつつ、使いやすいものにしていく。

 最後にライフサイクル全体を考えたサーキュラーエコノミーの観点から、回収システムの構築、樹脂の再資源化によるリサイクル、リサイクルしやすい易分解設計、再生材の利用促進等を進める。電池の再利用も拡大していく。インドでも回収システムを構築する。

【参照ページ】スズキ、10年先を見据えた技術戦略を発表

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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