
農林水産省は4月16日、農業での環境フットプリントに関する任意ラベル制度「みえるらべる」で、新たにピーマンが追加した。気候変動緩和と生物多様性保全の双方について三つ星で評価する。
【参考】【日本】農水省、「見える化」三つ星ラベル制度の本格運用開始。ガイドライン完成(2024年3月5日)
【参考】【日本】農水省、農作物「見える化」ラベルの愛称を「みえるらべる」に決定(2024年6月17日)
同省は、2020年度に「フードサプライチェーンにおける脱炭素化の実践とその可視化の在り方検討会」を設置し、品目毎の評価手法の整備を進めてきた。2022年には、コメ、トマト(露地と施設)、キュウリ(露地と施設)の3品目での二酸化炭素排出量の評価シートが完成。現在は、ミニトマト、なす、ほうれんそう、白ねぎ、たまねぎ、はくさい、ばれいしょ、かんしょ、キャベツ、レタス、だいこん、にんじん、アスパラガス、りんご、みかん、ぶどう、日本なし、もも、いちご、茶の23日目で圃場での二酸化炭素排出量と通常との削減率が計算できるようになった。
今回は新たにピーマンが追加され、合計24品目となった。これで農林水産省が指定する「指定野菜」は、さといもを除いてカバーされた。さといもについても、要望が多ければ、追加していく考え。
また、「みえるらべる」の英語名は「ChoiSTAR」に決定。輸出やインバウンド対応へ活用を想定している。さらに、みえるらべるの優良事例ハンドブックも公表した。
【参照ページ】「見える化」の対象品目にピーマンを追加!
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