
スウェーデン・バッテリー大手Northvoltは9月9日、成長計画の見直しを発表。購入した工場用地の売却や、操業停止等を表明した。
今回の発表では、スウェーデン中部ボルレンゲ市で計画していた年間100GWhのバッテリー生産工場計画を中止。工場用地は、2022年に同社が製紙工場跡地を購入していたが、今回ボルレンゲ市に5億スウェーデンクローナ(約70億円)で売却を決定。ボルレンゲ市は、敷地の3分の1をデータセンター建設を計画している企業に売却する見通し。
同生産工場は、主要顧客からの約500億米ドルの注文見込みを受け、ギガファクトリーの構想が立ちがっていた。従業員最大1,000人の雇用を見込んでいたが、主要顧客での計画に変更があり、同社の生産計画にも影響を与えたとみられる。
また同国北部スケレフテオでの年間60GWhのバッテリー生産工場「NorthVolt Ett」に関しても、操業停止状態に入ることが決まった。タイミングを見て操業を再開する予定。
米カリフォルニア州では、同社傘下でリチウム金属バッテリー技術を持つCubergを、スウェーデンのNorthvolt Labsに統合する検討を始めている。
今回の計画見直しでは、既存の大規模工場での生産に注力する一方、コスト削減を実施。将来の戦略パートナーを新たに模索していく。特に、ポーランドのグダニスクにある欧州最大のバッテリー生産工場「Northvolt Dwa」等で、資本提携先を探す。
他にも、同社の主力工場となっているスウェーデン生産工場「NOVO」、ドイツ生産工場「Northvolt Drei」、カナダ生産工場「Northvolt Six」に関しても、計画修正の可能性に含みをもたせた。
【参照ページ】Northvolt announces initial outcomes from its strategic review
【画像】Northvolt
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