
EU政府系銀行の欧州投資銀行(EIB)は11月30日、EIBとEU加盟5ヶ国の政府系銀行が共同で新インフラファンド「Marguerite II」を設立すると発表した。同ファンドは、再生可能エネルギー、輸送、情報インフラストラクチャーの分野に投資する。設立メンバーとして参加する銀行は、EIB、フランス預金供託公庫(CDC)、ドイツ復興金融公庫(KfW)、イタリア預託貸付公庫(CDP)、スペイン金融公庫(ICO)、ポーランド開発銀行(BGK)の6行。EIBが200億ユーロ、それ以外の5行が100億ユーロずつ、合計700億ユーロで発足する。
EUは2010年、「エネルギー、気候変動、インフラのための2020年欧州ファンド」、通称「Marguerite Fund」を設立。現在も活動を展開している。Marguerite Fundは、Marguerite IIと同じく6行がMarguerite IIと同額を出資。すでに12ヶ国20案件への投資を完了し、投資額が目標としていた700億ユーロに達した。投資された案件は、ベルギーとドイツの洋上風力発電、スウェーデンの陸上風力発電、フランスの太陽光発電、ポルトガルのバイオマス発電、ポーランドの廃棄物発電、クロアチア、アイルランド、イタリア、スペインの輸送インフラ、フランスとイタリアの情報インフラ、ラトビアのガス輸送・貯蔵施設。
新Marguerite IIは、このMarguerite Fundの役割を引き続き、投資額をさらに拡大するために設立される。EIBは、Marguerite IIでは、気候変動枠組み条約パリ協定を意識し、低炭素社会への移行のための案件により注力するとしている。同ファンドは、10年間を期限(1年の延長可能)。5年以内にファンド資金全額700億ユーロの投資を目指す、
【参照ページ】EIB and Europe’s leading National Promotional Banks launch Marguerite II, a successor fund to the 2020 European Fund for Energy, Climate Change and Infrastructure
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