
独物流大手ドイツポストDHLグループ傘下のDHLグローバルフォワーディングは4月11日、アパレル世界大手イタリアのプラダグループが、同社のカーボンニュートラル型の貨物輸送サービス「GoGreen Plus」を初めて活用したと発表した。
GoGreen Plusは、ISCC認証取得済みの持続可能な航空燃料(SAF)を利用することで、温室効果ガス排出量を従来燃料比で80%削減できる物流サービス。SAFは、廃食用油や食品廃棄物等の廃棄物が原料。
GoGreen Plusは、荷主がSAFクレジットを購入し、当該SAFを航空会社が活用するスキームで展開。温室効果ガス排出削減量に関しては、航空会社からDHLに移転し、DHLがそれを証書にして荷主企業に割り当てている。航空会社、DHLグローバルフォワーディング、プラダグループの3者が削減分の訴求をできるようカーボンインセットのアプローチを採用している。
両社はすでに、当該パートナーシップを通じ、2023年時点でプラダグループのCO2排出量を約4,500t削減することに成功。これは同社の総輸送関連排出量の7%に相当する。
【参照ページ】DHL and Prada Group contribute to more sustainable air freight with SAF
【画像】DHL
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく
ログインする
※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら