政府・国際機関・NGO 【国際】FAO世界森林資源評価2025、森林減少率が鈍化傾向。保護区や管理計画が奏功 国連食糧農業機関(FAO)は10月21日、森林に関する報告書「世界森林資源評価(FRA)」の2025年版を公表した。過去10年間で世界の全地域で森林減少の速度が鈍化しているものの、依然として森林減少率は高い水準にあると […]
政府・国際機関・NGO 【国際】100カ国財務省加盟CFMCA、財務省による気候変動政策強化を強調。共同声明 100カ国加盟の気候変動対策のための財相会合(CFMCA)は10月15日、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の合同年次総会期間中に第14回閣僚会議を開催。気候アクション声明の2025年版を発表した。 CFCMAは、
エネルギー・資源 【国際】気候変動、楽観シナリオでも1.9度上昇。脱炭素化傾向は今後も継続。マッキンゼー コンサルティング世界大手米マッキンゼーは10月13日、世界のエネルギー移行(エネルギートランジション)の現状と課題に関して包括的に分析した報告書「Global Energy Perspective」の2025年版を発表 […]
食品・消費財・アパレル 【日本】パソナとヤンマー、リジェネラティブ農業やソーラーシェアリングで連携。農業参入促進も パソナグループとヤンマーホールディングスは10月22日、一般社団法人Well-being in Natureとともに、食とエネルギーの自給率向上と循環型社会の実現に向けた連携協定を締結したと発表した。 今回の連携では […]
政府・国際機関・NGO 【国際】「超知能AI」開発中止に3万人以上が署名。人類絶滅の可能性等。Future of Life Institute AI啓発NGOのFuture of Life Instituteは10月8日、「超知能AI」の開発を中止するよう求める共同声明を発表した。署名者数がすでに3万人以上を突破している。 「超知能」とは、最高の知能指数を持 […]
金融 【ノルウェー】NBIM、2030気候アクションプラン発表。エンゲージメント対象追加。再エネ投資拡大 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は10月22日、「2030年気候アクションプラン」を発表。2022年に策定したアクションプランを強化し、気候関連リスクと機会の管理 […]
金融 【国際】機関投資家団体CA100+、2025年のネットゼロ企業評価公表。排出量削減と戦略開示で進展 機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は10月22日、ネットゼロ企業ベンチマークを用いた企業評価の2025年版結果を発表した。 【参考】【国際】CA100+、 […]
エネルギー・資源 【アメリカ】財務省、ロスネフチとルクオイルとの資産凍結・取引禁止。同盟国にも同調求める 米財務省外国資産管理局(OFAC)は10月22日、前バイデン政権下で発出された大統領令14024号に基づき、ロシア石油大手を制裁対象に指定し、SDN(特別指定国民および資格停止者)リストに追加したと発表した。ウクライナ […]
製造業 【スウェーデン】SSAB、化石燃料フリー製鉄所の電力システム設計でABBと契約。同国GHGを7%削減 スイス重電大手ABBは10月21日、スウェーデン鉄鋼大手スウェーデンスティール(SSAB)がスウェーデンのルレオで建設を進める化石燃料を使用しない小規模電炉の電気インフラに関して、主要な設計と供給を担う契約を締結したと […]
政府・国際機関・NGO 【EU】EU加盟国首脳、グリーン移行促進による競争力強化で合意。CDRにも高い関心 EU加盟国首脳級の欧州理事会は10月23日、「競争力と二重のトランジション(移行)」で合意した。欧州の繁栄と社会モデルを持続させる鍵となる競争力および単一市場アジェンダの全要素を継続的に見直すとともに、簡素化、競争力の [&...
政府・国際機関・NGO 【ASEAN】AZEC第3回閣僚会議、脱炭素に向けたエネルギー転換の加速確認。域内グリッド統合も 日本と東南アジア、オーストラリアの全11カ国は10月18日、マレーシアのクアラルンプールで、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)第3回閣僚会合を開催。共同声明を採択した。 アジア・ゼロエミッション共同体(AZE […]
政府・国際機関・NGO 【EU】EU理事会、EUプログラムへのスイス参加承認。関係強化 EU加盟国閣僚級のEU理事会は10月21日、EUとスイスが2024年12月に合意した関係強化に基づき、スイスがEUの複数のプログラムに参加することを承認した。 今回承認が決議されたのは、
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州議会本会議、CSRDとCSDDDの簡素化交渉方針を否決。交渉熾烈化 EU下院の役割を担う欧州議会は10月23日、欧州委員会が提案した企業サステナビリティ報告指令(CSRD)と企業サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)の簡素化案を、賛成309、反対318、棄権34で否決し […]
金融 【国際】G20、サステナブルファイナンス進化で報告書。資金動員拡大や適応、クレジット G20サステナブルファイナンス作業部会は10月14日、気候変動と開発課題の双方に対応する「次世代のサステナブルファイナンス・アーキテクチャ」を提唱する報告書を公表した。中国人民銀行とイタリア財務省が共同議長を務めた。 [&he...
食品・消費財・アパレル 【国際】ネスレと世界農業者機構(WFO)、リジェネラティブ農業促進でパートナーシップ 食品世界大手スイスのネスレと世界農業者機構(WFO)は10月9日、食料システムの気候変動レジリエンス強化で初のパートナーシップを締結したと発表した。 WFOは、
製造業 【日本】東レとリファインバース、廃エアバッグ由来の再生樹脂開発で協業。サーキュラー 東レとリファインバースは10月21日、エアバッグ端材をリサイクルしたナイロン66樹脂の開発を加速させるための覚書(MOU)を締結したと発表した。 近年、日本国内においても、EUのELV規則案を意識した再生材のさらなる […]
金融 【国際】UNEP FI、銀行独自の気候ストレステスト動向分析。手法と活用方法が進化。課題も 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は10月15日、銀行による内部の気候ストレステストの最新動向を整理した報告書を発表した。 気候ストレステストは、
エネルギー・資源 【国際】IRENA、COP28目標モニタリング報告書第2版。新規設備容量は過去最高も3倍届かず 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は10月14日、2030年までに再生可能エネルギー設備容量を3倍、エネルギー効率を2倍にするという国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)の目標の進捗状況を分析 […]
製造業 【日本】東洋製罐と品川区、紙コップリサイクルスキームの実証を共同実施。年間2000kg回収目標 東洋製罐グループホールディングスと子会社の東罐興業は9月30日、品川区をフィールドとした紙コップリサイクルの実証実験を2025年7月31日より開始したと発表した。同実証は、品川区が運営する官民共創オープンイノベーション [&hell...
政府・国際機関・NGO 【国際】GRIとCDP、公式対照表発表。GRI 102・103とCDP質問票をマッピング サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIと、環境情報開示を推進する国際NGOのCDPは10月21日、環境情報開示を強化するため、GRIスタンダードの「GRI 102:気候変動」及び「GRI 103:エネルギー」と […]