政府・国際機関・NGO 【アメリカ】EPA、米国版温対法による企業GHG報告義務を廃止へ。法的根拠なしと判断 米環境保護庁(EPA)は9月12日、トランプ大統領が1月20日に署名した大統領令に基づき、温室効果ガス報告プログラム(GHGRP)を廃止するルール案を発表した。これにより大多数の企業は政府への温室効果ガス排出量報告義務 […]
エネルギー・資源 【国際】2030年の低炭素水素生産量、前年予想から25%減の3700万t。IEAグローバル水素レビュー 国際エネルギー機関(IEA)は9月12日、水素セクターの現状と動向をまとめた報告書「グローバル水素レビュー」の2025年版を発行した。2030年の低炭素水素生産量の見通しを昨年の年4,900万tから3,700万tへと2 […]
エネルギー・資源 【中国】政府、再エネの地産地消促進で系統費用負担ルール。蓄電容量3年で2倍に5.2兆円も 中国国家発展改革委員会と国家エネルギー局は9月12日、国家カーボンニュートラル目標を達成するため、太陽光発電や風力発電等の再生可能エネルギーの地産地消を促す通知を発出した。大規模蓄電所の建設を促進する3カ年行動計画も発 ...
政府・国際機関・NGO 【国際】国連総会、イスラエル・パレスチナ2国家共存のニューヨーク宣言採択。米国は反対 国連総会は9月12日、イスラエルとパレスチナの二国家共存を支持するニューヨーク宣言を、賛成142、反対10、棄権12の賛成多数で採択した。アントニオ・グテーレス国連事務総長は賛成を呼びかけていた。 ニューヨーク宣言は […]
製造業 【EU】欧州委、第3回自動車業界戦略対話開催。EVや自動運転の研究開発加速で覚書 欧州委員会は9月12日、「自動車産業の未来に関する戦略対話」の第3回会合を開催した。欧州委員、欧州自動車メーカー、社会パートナー等が出席し、3月に策定した「自動車産業アクションプラン」の方向性を再確認。EVや自動運転の [&h...
食品・消費財・アパレル 【国際】バイエル財団とUNCDF、基金共同設立。持続可能なフードチェーンでのイノベーション 化学世界大手独バイエルのバイエル財団と国連資本開発基金(UNCDF)は8月26日、グローバルでの食料安全保障と持続可能な農業促進のための基金「食料システム・イノベーション金融ファシリティ」を共同設立すると発表した。20 [&hell...
政府・国際機関・NGO 【アメリカ】カリフォルニア州、SB261州法の遵守チェックリスト案公表。TCFDで十分 カリフォルニア州大気資源局(CARB)は9月2日、2026年1月1日に初回報告期限を迎える州法SB261(気候関連財務リスク法)に関し、対象企業に向けた遵守チェックリスト案を公表。細かいルールを示した。 【参考】【アメ […]
製造業 【アメリカ】EV化推進連合、加盟州が13に増加。全米EV・FCV登録台数の71%占める 米国の気候変動対策推進州・準州が加盟する「米国気候同盟」は9月4日、電気自動車(EV)への転換を求める傘下の「アフォーダブル・クリーンカー連合」にウィスコンシン州とハワイ州が加盟したと発表。加盟州が13州となった。 [&h...
政府・国際機関・NGO 【日本】環境省と経産省、洋上風力環境影響モニタリングガイドライン発行。事後調査項目 環境省と経済産業省は9月11日、「洋上風力発電所の環境影響に係るモニタリングガイドライン」を発行した。環境影響評価法と電気事業法に基づく環境影響評価の事業調査でモニタリングすべき内容や、国と事業者の役割分担を整理し事業...
エネルギー・資源 【国際】TPI、電力150社、石油ガス93社、資源採掘31社の気候移行計画格付発表。日本企業も多数 機関投資家が加盟する低炭素経済推進イニシアチブ「Transition Pathway Initiative(TPI)」は9月2日、電力世界大手73社、石油・ガス世界大手15社、資源採掘世界大手10社を対象とした気候移行 […]
エネルギー・資源 【イギリス】政府、ランカシャー沖洋上風力1.5GWの計画承認。JERA Nex bpとEnBW 英計画審査庁は8月29日、洋上風力発電のラウンド4案件の一つとして進められているランカシャー沖のモーガン洋上風力発電所建設計画を承認した。 同洋上風力発電所は、
政府・国際機関・NGO 【国際】OECD、各国での生物多様性インセンティブ強化で10の提言。昆明・モントリオール目標18 経済協力開発機構(OECD)は9月10日、昆明・モントリオール生物多様性枠組の目標18の達成に向け、政府関係者や実務者に対し、10の提言を提示した。 昆明・モントリオール生物多様性枠組(KBGBF)の目標18は、
食品・消費財・アパレル 【国際】ゴールドスタンダード、土壌有機炭素の算定・検証ガイドライン発行。算定手法標準化 国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米ゴールド・スタンダードは9月9日、土壌有機炭素(SOC)の変化を算定・検証するための初の標準化モデルガイドラインを発行した。 今回のモデルガイドラインは、
食品・消費財・アパレル 【アメリカ】ペプシコとナショナルジオグラフィック協会、リジェネラティブ農業普及で協働 食品世界大手米ペプシコと米ナショナルジオグラフィック協会(NGS)は9月4日、リジェネラティブ農業の共同促進プログラム「Food for Tomorrow」を発表した。 Food for Tomorrowは、
金融 【香港】政府、香港版気候タクソノミー第2版案公表。対象セクター追加。基準は厳格化 香港金融管理局(HKMA)は9月8日、香港サステナブルファイナンス・タクソノミー分類法(香港版タクソノミー)の第2版案を公表した。10月8日までパブリックコメントを募集する。 同局は2024年5月、
金融 【国際】GRESB、インフラアセット評価でネットゼロ投資フレームワークとの整合性確保へ 国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)と、気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCは9月8日、インフラアセットクラスで、IIGCCが開発した「ネ […]
政府・国際機関・NGO 【国際】GHGプロトコルとISO、GHG算定・報告新基準を共同開発へ。新時代に 国際環境NGO世界資源研究所(WRI)と持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が運営するGHGプロトコルと、国際標準化機構(ISO)は9月9日、温室効果ガス排出量の算 […]
食品・消費財・アパレル 【国際】SBTN、水産セクター対象に海洋域目標設定パイロットプログラム開始。参加企業募集 科学的根拠に基づく自然目標策定イニシアチブScience Based Targets Network(SBTN)は9月8日、水産物セクターを対象に初の科学的根拠に基づく海洋域の目標設定に向けたパイロットプログラムを開始 […]
政府・国際機関・NGO 【国際】GRI、「汚染」基準策定へ。大気汚染、土壌汚染、騒音、光害、悪臭等を包括的に サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIは9月5日、大気汚染、土壌汚染、騒音、光害、悪臭、重大事故を包括した「汚染」基準の策定を進めていることを明らかにした。 GRIは、
金融 【国際】UNEP FI、気候リスクマネジメント開示で動向調査。Aviva、DBS、ユニリーバ等を好事例 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は8月、気候変動に関するリスクマネジメント開示の動向をまとめた報告書「リスクマネジメントのためのサステナビリティ開示ランドスケープ報告書」を発行した。 同報告書は、