韓国自動車大手の現代自動車は11月4日、電気自動車(EV)充電ステーションのインフラ整備企業「IONITY」に出資し、同社が推進する急速充電ネットワークに参画すると発表した。
IONITYは、自動車世界大手独BMWグループ、独ダイムラー、米フォード、独フォルクスワーゲンの4社の合弁会社として2017年11月に設立。充電規格「Combined Charging System(CCS)」の普及と、欧州の高速道路に設備容量350kWの充電スタンドの設置を進めている。
CCSは、GM、フォード、クライスラー、BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェが、日本の自動車メーカーが推進する規格「CHAdeMO(チャデモ)」に対抗するため、2012年5月に共同で発表した規格。日本ではコンボとも呼ばれる。
【参考】【国際】BMW、フォード、フォルクスワーゲン、ダイムラー、コンボ規格EV充電所整備で合弁設立(2017年11月16日)
今回、現代自動車はIONITYに出資。100%再生可能エネルギーでの充電や、運転に伴う二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)の実現に向け、4社と協働する。
【参照ページ】Hyundai Motor Group Joins IONITY, Europe's Leading High-Power Charging Network for Electric Vehicles
【参照ページ】IONITY welcomes HYUNDAI Motor Group as additional shareholder
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