2050年までの運用ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットするアセットオーナーのイニシアチブ「Net-Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)」は3月22日、運用会社向けの合同行動要請を発表した。ブレンデッド・ファイナンス型商品の提案を公募した。
NZAOAは2021年11月、新興市場での気候変動対策を進めるため、ブレンデッド・ファイナンスの活用を促すディスカッション・ペーパーを公表。背景には、2021年に実施した運用会社からのブレンデッドファイナンス型商品の提案募集に対し20件の応募があり、同9月に5件が最終選考に残っていた。その際、NZAOAが投資可能なソリューションとしての自信を強めていた。
【参考】【国際】投資家団体NZAOA、新興国での気候変動対策でブレンデッド・ファイナンス促進呼びかけ(2021年12月1日)
今回の発表は、ブレンデッド・ファイナンス商品の選考への応募を要請したもの。3億米ドルから5億米ドルが最低のファンドサイズで、対象分野は気候変動ソリューション。民間投資家に対しては強いリスク緩和措置が設計されており、大規模な機関投資家向けに適したファンドを要請。また、気候変動以外のESGでの高い基準を求めている。
NZAOAは、今後も継続的に提案募集プログラムを実行していく考え。