【イスラエル】医薬品大手テバ、2030年環境目標を設定。CO2や医薬品過剰包装削減等
ジェネリック医薬品大手イスラエルのテバ・ファーマシューティカルは1月12日、2030年に向けた長期環境コミットメント目標を発表した。今回の目標は、同社が2014年に設定した2019年までの目標を更新する形で設定。対象には、同社および子会社のアクタビスも含めた。 同社は、 (さらに…)
ジェネリック医薬品大手イスラエルのテバ・ファーマシューティカルは1月12日、2030年に向けた長期環境コミットメント目標を発表した。今回の目標は、同社が2014年に設定した2019年までの目標を更新する形で設定。対象には、同社および子会社のアクタビスも含めた。 同社は、 (さらに…)
世界保健機関(WHO)は1月14日、第6回新型コロナウイルス・パンデミックに関するIHR(国際保健規則)緊急委員会を開催し、WHO事務局への勧告内容をまとめた。その中で、ワクチンの感染抑制効果が極めて不確であり、ワクチンへのアクセスも限定的なため、ワクチン接種証明を海外渡航の条件として設定しないよう勧告した。 今回の勧告声明では、新型コロナウイルスの変異種、ワクチンと海外渡航、科学的な対応戦略等について議論し、WHOとしての推奨ア [...]
医薬品世界大手米アムジェンは1月11日、2027年までの中期環境目標を発表した。その中で、二酸化炭素排出量については、スコープ1とスコープ2のネット排出量を2027年までにゼロ(カーボンニュートラル)にすると表明した。中期目標のために、2億米ドル(約208億円)以上を投資する。 今回発表した2027年目標は、 (さらに…)
新型コロナウイルス感染者の後遺症に関する中国・武漢市での大規模フォローアップ調査の結果が1月8日付けの医学誌ランセット電子版に掲載された。約76%が6か月後にも倦怠感や筋力の低下等の症状が少なくとも1つあることがわかった。 具体的な症状としては、倦怠感・筋力低下63%、睡眠障害26%、脱毛22%、嗅覚異常11%、動悸9%、関節痛9%、食欲減退8%、味覚異常7%、めまい6%、下痢・嘔吐5%、胸痛5%等が挙げられている。さらに苦痛・不 [...]
欧州委員会は12月22日、藻類産業に関する新たなパブリックコメント募集を開始した。藻類産業の可能性について幅広い意見を集め、新たな産業戦略を打ち出していく考え。パブリックコメント募集の締切は1月18日。 欧州委員会は今回、 (さらに…)
世界経済フォーラム(WEF)は1月6日、新型コロナウイルス感染症のワクチンの国際分配状況を分析した結果を発表した。今回の感染症でも、過去と同様、「ワクチン・ナショナリズム」と呼べる状況が発生しており、先進国が自分たちの摂取量買確保を優先。しかし、そのことが結果的にパンデミックの終息を遅らせ、先進国の経済的打撃にもつながるとし、冷静になって俯瞰的なアクションを採るよう求めた。 現在、ワクチンの開発企業に対しては、 (さらに&hell [...]
英ボリス・ジョンソン首相は1月4日、新型コロナウイルス感染症が再び猛威を振るう状況になったことで、全イングランド地域でのロックダウン(都市封鎖)を発表した。国営医療機関制度のNHS(国民衛生サービス)と国民の命を守ると宣言した。イングランド全域のロックダウンは今回で3回目。施行は1月5日から。終了は2月中旬を予定。 英政府は同日、最高医療行政官の役割を担う「主席医務官」4人が、パンデミック警戒レベルを4から5に引き上げるよう勧告。 [...]
医薬品大手仏サノフィは12月9日、銀行団との間で、サステナビリティ・リンク・ローン型のコミットメントライン融資(リボルビング・クレジット・ファシリティ)契約を2本締結したと発表した。融資総額は各40億ユーロ(約5,050億円)、融資期間は各々5年と1年。医薬品大手のサステナビリティ・リンク・ローンは同社が世界初。 同融資はクラブ・ディール方式で、 (さらに…)
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は12月21日、英国で発症が確認され、その後南アフリカでも発症が確認された新型コロナウイルスの変異種について、人々の過剰な反応を抑えるよう呼びかける声明を発表した。 英国で発見された変異種は、9月にケントとグレーター・ロンドンで採取された検体から10月に初めて検出され、12月中旬から急速に英国内で蔓延したとみられている。現在までに英国内で1,500例以上が確認されており、英国外でも [...]
国連麻薬委員会(CND)は12月2日、1961年に採択された麻薬単一条約で指定されている最も危険な薬物「附表IV」リストから削除することを決定した。世界保健機関(WHO)から削除勧告が出ており、今回CND加盟53カ国のうち27カ国が賛成し、賛成多数で採択された。これにより、国連として医療目的での使用を容認する形となった。 附表IVリストとは、ヘロインやオピオイド等の麻薬がリスト入りしており、国連が「非常に中毒性が高く、乱用の可能性 [...]