【チリ】アカタマ塩湖でのリチウム資源を巡る企業紛争勃発。採掘水源枯渇への懸念

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 チリのアタカマ塩湖は、極度の乾燥地帯である一方、世界で最も豊かな高品質リチウムの鉱床として知られている。米地質調査所(USGS)によると、2017年のチリ全土のリチウム埋蔵量は750万tで世界で最多。アタカマ塩湖では、リチウム製造の世界大手米アルベマールとチリSQMがわずか約4.8km離れた場所で操業している。  近年、両社間では採掘量を巡る紛争が起きており、その根底には、携帯電話やパソコンに加え、電気自動車(EV)用バッテリーの需 [...]

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【中南米】12ヶ国政府、環境・人権活動家に対する保護付与のエスカス条約に署名

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 中南米12ヶ国は9月27日、環境・人権活動家に対する特別な保護を与えることを目的とした「エスカス条約(Escazú Agreement)」に署名した。中南米では、環境保護活動家や人権保護活動家に対する殺傷事件が頻発しており、政府として保護を決めたもの。署名した国は、アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ブラジル、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、ガイアナ、メキシコ、パナマ、ペルー、セントルシア、ウルグアイ。  同条約は、今年3月 [...]

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【チリ】政府、バルパライソ県の複数地域に大気汚染原因で「健康警報」発令。企業操業強制停止

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 チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は9月21日、行政府を監督する監督局(Comptroller General)に入り、バルパライソ県のキンテロとプチュンカビに対し、健康警報を発令するための最高政令を施行した。健康省に同地域の全企業に対し大気汚染廃棄物の排出を停止させる大権を付与。環境省は、産業界との間で自発的に大気汚染物質排出を一時停止する合意を獲得した。  今回の大気汚染の悪化は、大気循環の悪い夜間に工場を操業させるようになっ [...]

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【エクアドル】ハーグ常設仲裁裁、エクアドル最高裁によるシェブロンへの罰金判決は国際法違反と判決

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 オランダ・ハーグに設置されている常設仲裁裁判所(PCA)は9月7日、エクアドル憲法裁判所が7月10日にエネルギー大手米シェブロンに対して下した95億米ドル(約1.1兆円)の罰金判決について、国際法違反とする判決を下した。エクアドル政府が選定した仲裁人一名を含む3人全員の仲裁人が、エクアドルの裁判所で争われたラゴ・アグリオ事件では、原告側から裁判官への賄賂等腐敗行為が確認されたとし、さらに罰金判決は米国エクアドル二国間投資協定に違反す [...]

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【グアテマラ】憲法裁、カナダ資源大手タホ・リソーシズの銀資源採掘に中止命令。先住民族の権利侵害

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 グアテマラ憲法裁判所は9月3日、カナダ資源採掘大手タホ・リソーシズが進めるサン・ラファエル銀採掘地区での資源採掘に中止命令を出した。グアテマラ政府に対しても、早急な先住民との協議を実施するよう命じた。  今回、採掘中止が命じられたのは、同地区にある世界最大の銀採掘鉱区Escobalと銀採掘鉱区Juan Bosco。両鉱区に対してヘア、先住民族の権利侵害の訴えがあり、2017年7月に政府が採掘免許を停止。今回、憲法裁判所の判決で、免許 [...]

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【ブラジル】農業大手、銀行、環境NGO、カンポ・セラードの持続可能な豆農家支援で連携。新融資スキーム

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 農業世界大手米バンジ、ブラジル銀行大手サンタンデール銀行ブラジル、国際環境NGOのThe Nature Conservancy(TNC)は8月29日、ブラジルのカンポ・セラードの豆農家向けのサステナブル融資スキームを開発したと発表した。さらなる森林破壊や天然草原の農地転換をしないとコミットする農家向けに長期ローンを提供する。  豆農家に対する従来の融資は、単純に作付に対するもので融資期間が1年未満と短い。そのため、長期的な豆栽培に対 [...]

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【カリブ海】地域諸国とヴァージン・グループ、気候変動対応に向けスタートアップ支援プログラム始動

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 ドミニカ国のルーズベルト・スカーリット首相、グレナダのキース・ミッチェル首相、セントルシアのアレン・シャスネ首相、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長の4者は8月10日、カリブ海諸国の気候変動対応と経済成長を両立させるスタートアップ・アクセラレーター・プログラム「Caribbean Climate-Smart Accelerator」を発足した。同プログラムは、2017年に仏マクロン大統領が主催した気候変動サミットで構想 [...]

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【ドミニカ国】政府、2019年1月から堆肥化できない使い捨てプラスチック食器の輸入を全面禁止

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 東カリブ海のドミニカ国は7月26日、2019年1月1日から使い捨てプラスチック食器や発泡スチレン容器の輸入を禁止すると発表した。但し、堆肥化可能なプラスチックや発泡スチレンについては例外として輸入を認める。深刻化するごみ問題への対応のため。  輸入が禁止されるものの例として、プラスチック製ストロー、プラスチック製プレート、プラスチック製フォーク、プラスチック製ナイフ、発泡スチレンカップ、発泡スチレン容器を挙げた。ドミニカ国では、これ [...]

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【チリ】ビニール袋の商用利用禁止法施行。南米で初。企業は6ヶ月から2年間の対応猶予

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 チリで8月3日、ビニール袋の商用利用を禁止する法律が施行された。同様の法律の施行では南米初。施行は6月1日には決定していたものの、チリ工業プラスチック協会(Association of Industrial Plastics)が上告したことで施行が遅れていた先日、同国憲法裁判所が同協会の訴えを退け、法施行が確定した。  新法では、衛生面や食糧廃棄物を防ぐために必要な包装以外の全ビニール袋の商用利用が禁止され、違反者には370米ドルの [...]

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【国際】世界大手70社以上、ブラジルのカンポ・セラードでの森林破壊阻止で結集。FAIRR主導

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 英コラーキャピタルのジェレミー・コラー創業者が2015年に発足した投資家の畜産業関連イニシアチブ「Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)」は7月30日、森林破壊が深刻化するブラジルのカンポ・セラード地域での森林破壊ゼロを宣言する「Cerrado Manifesto(セラード・マニフェスト)」に食品・消費財・小売世界大手と機関投資家17団体が署名したと発表した。  署名した機関投資家 [...]

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