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【国際】ノルディック・バルトの7証券取引所が新たにESG情報開示の手引き作成を公約 2016/03/09 ESG

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 SSE(Sustainable Stock Exchanges:国連持続可能な証券取引所)およびナスダックは3月1日、新たにノルディック証券取引所(ストックホルム、ヘルシンキ、コペンハーゲン、レイキャヴィーク)およびバルト市場(タリン、リガ、ヴィリニュス)の7つの証券取引所が、2016年末までに上場企業に向けたESG情報開示に関する手引きを作成することを公約したと発表した。

 これは、SSEが展開している”Campaign to Close the ESG Guidance Gap“キャンペーンの一環で、これにより、既に手引きを発行している15の証券取引所に加えて2016年末までに20の証券取引所が手引きの作成をコミットしたことになる。

 ナスダックは2012年のSSE創設時のパートナー証券取引所の一つでもあり、2015年11月にはノルディック・バルトの7証券取引所もSSEに加盟していた。これらの証券取引所が新たに発行予定のESG情報開示の手引きは、SSEが昨年公表した各証券取引所向けの手引き見本、およびWFE(国際取引所連合)のサステナビリティワーキンググループの公表したガイドラインの双方に沿ったものとなるという。

 ナスダックのグローバル上場企業サービス担当シニアバイスプレジデントおよび欧州上場企業担当責任者を務めるAdam Kostyál氏は「我々はこのプロジェクトを前進させるうえでUNSSEイニシアチブおよびWFEと協働できることを楽しみにしている。ノルディック証券取引所の多くは既にサステナビリティ報告においてグローバルを牽引しており、我々は引き続き上場企業に対してESGの透明性を高めるよう働きかけ、彼らに情報開示の手引きを提供するつもりだ」と語る。

 北欧はノルウェーの政府年金基金をはじめとして機関投資家によるダイベストメントも盛んで、かつH&Mやイケアなどサステナビリティの分野でも先進企業として知られる企業も数多い。今回新たに7つの証券取引所がESG情報開示の手引き作成にコミットしたことで、北欧におけるESG・サステナビリティの取り組みはさらに進展することが予想される。

【参照リリース】Nasdaq Nordic and Baltic Join Global Campaign For ESG Disclosure
【企業サイト】Nasdaq
【団体サイト】UN Sustainable Stock Exchanges Initiative

株式会社QUICK ESG研究所

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